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またいつか貴方と
第22章 危ないから辞めなよ
亜里沙は初耳だ、何で言ってくれないの?
と直人くんに聞いてみたらしい。
「言えないよ。そんなクソ親だと
話にも出したくないからね。」
亜里沙父「それは大変だな。お母さんを助けるためか?」
直人「それもありますが母にはしなくてもいいと
言われてます。けどお小遣いくらいは
自分で何とかしたいんです。
学費やらは恥ずかしいが朝も夜も働いてくれてるので。」
亜里沙母「しっかりしてるのね。」
亜里沙「そう。彼は変な人じゃないから。
だから私は別れるつもりはないから。」
するとお父さんは笑って言ったらしい。
亜里沙父「別に別れさせるつもりなどないよ?
亜里沙がちゃんと男の子が好きなら問題ない。」
亜里沙「は?どういう意味よ...」
どうやら両親は亜里沙に彼氏が居ることを
今までは知らなかったらしい。
そんな意味の分からない発言をした親に
亜里沙はさらに驚かされる。