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またいつか貴方と
第3章 ぬくもり
また会ってくれるの?
聡くんだってお友達と遊びたいだろうし…
「明日か明後日ちょっと出掛けるから
ワンピースじゃなくてパンツで来いよ」
ん?パンツ?
スカートはダメなの?
せっかくお出かけなのに?と聞くと
「だめ。パンツじゃないとまた出かけるのやめて
うちに居なきゃいけなくなるから。」
「分かったー。」と返事をするとまた
「沙綾」と呼ばれた。
聡くんに呼ばられるとドキドキする。
私の心臓は今人生で一番動いてるだろう。
「このままずっと居たいな。」
「うん。幸せだね。」
「あぁ。このまま沙綾を閉じ込めたい」
くすくすと笑っていると何?と不貞腐れている聡くん
「閉じ込めたいって。
そんなに会えないわけじゃないよ?
家もすぐ近くで徒歩15秒なのに。」
うるさいなーと不貞腐れている聡くんに
私もチュッとキスをした。
「機嫌なおして…
せっかく一緒居るのに怒ってちゃ嫌だ。」
「ごめん。」
え?何この可愛い生き物ってくらい可愛い!!
ダメだ。ドキドキが止まらない!!!