この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
またいつか貴方と
第23章 生死の分かれ道



泣くつもりなんてない。
だってそんなの嘘にきまってるもん。

季節は10月の中旬になっていた。
今はエイプリルフールじゃないけど
みんなで何か企んでるだけだよ…



するとスマホはスピーカーにしてる訳じゃないのに
私と亜里沙に届くような大きな声を発する。



『お前が弟を殺したんだから私があんたを殺す!!
信号待ちで停まってるバイクに
60キロも出した大型トラックが突っ込んだら
こんなことになることくらい分かるだろ?
あ?てめぇ免許持ってんなら分かるだろうが。
わき見だ?知らねぇよ!!過失はてめぇにあんだろうが。』

『蛍子!聡はまだ生きてるの!!』

『ああぁあぁーーーーーー』


亜里沙が手を握ってくれて
『早く病院行っておいで。連絡待ってるから。』
と優しく送り出してくれた。

私は走って学校を出て行く。
すれ違った先生に『ん?』って顔をされても
そんなこと今はどうでもいい。



/458ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ