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またいつか貴方と
第23章 生死の分かれ道



私は南病院まで走った。
タクシーに乗った方が早いかもしれないけど
なぜだか走りたかったの。


途中信号待ちで止まったから
お母さんに電話をした。


「はぁ…はぁ、
お母さん!聡くんが...死んじゃう…ッ
病院行ってくる!」

『え?どういうこと?沙綾??』

「聡くんトラック轢かれたって。
意識不明の重体だって。
嘘かもしれないけど蛍子ちゃんらもいるから
連絡来たから行ってくる。」


お母さんは私も行くからどこの病院?と聞かれて
「南病院」と伝えて私はまた走った。


何も考えずにとりあえず病院までと
無我夢中に走っていた。


聡くんが死んじゃうわけないよ。
だって今日の朝まで元気だった。
まだ4時間しか経ってないもん。

朝学校まで送ってくれて
笑顔でまた夕方ね!ってバイバイしたもん…


嘘だよ。ね?聡くん。
聡くんは約束してくれたじゃん。
もう居なくならないって。


守ってよ?その約束…






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