この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
またいつか貴方と
第27章 過酷なリハビリ



検査から戻った聡くんを私は一人で迎えた。

「あれ?亜里沙ちゃんたちは?」

「もう帰ったよー」


私はそう言って聡くんをベッドに座らせて
買ってきていたプリンを出した。
ありがとうとプリンを持っている聡くん。

今しかないと話をきりだすことに。

「聡くん...

リハビリ大変?」

「うーん。大変かな。でも、少しでも早く
退院して元の生活に戻りたいからな。」


机にプリンを置いて利き手ではない手で
一生懸命プリンを食べている。


「あのね、前から聞いてたけど
聡くん事故で頭打っちゃってるじゃない?
だから今は無理せずにゆっくりリハビリして
様子見ながらの方がいいんじゃないかな?」


私がそう言うと聡くんはプリンを食べるのを辞め
机にあったプリンを床に叩き落とした。


「そんなこと分かってんだよ!!
けど無理してでもやらなきゃ
動かなくなったら終わりなんだ!!」


言い終わるとハッと気づいた聡くん。





「そっか...ごめんね…」


私は病室から飛び出した。

「沙綾!!」





/458ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ