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またいつか貴方と
第3章 ぬくもり



またしばらく走ると着いたよ。と。
ヒョイっと抱えて私を降ろした。



「今日ここに泊まるから。
明日は近くの工房で風鈴作りに行く」



え???
泊まり?着替えないよー…
ってかお母さんに言ってない!


「聡くんダメだよ。帰らなきゃ…
着替えもないしお母さんに言ってないもん」


聡くんは笑って大丈夫。ちょっとまってて。
そう言うとどこかに電話を始めた。


「あ、母さん?俺。
沙綾と風鈴作りに行ってたら
途中でバイクパンクしちゃったんだけど
明日じゃないと来れないらしいから
今日近くの温泉に泊まるね。
後で住所と電話LINEするから。
うん。分かってる。今からするよ。じゃ。」


私は黙って聡くんのことを見ていた。
見ていたと言うか見ているしか出来なかった。


聡くんはまたスマホを弄りながら
違うところに電話を始めている。




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