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またいつか貴方と
第30章 居なくなった今
でも、その手は女の子の顔には当たらず
亜里沙の手は担任によって阻止されていた。
あ、先生はこの事知ってるんだ。
そういえば葬儀にも来てくれていたような。
『辞めとけよ。』
『けど!!!』
先生は止めに入りこの時は亜里沙の一言で終わった。
『次沙綾のこといじったらマジでぶっ飛ばす。』
亜里沙は怒っているんだろう。
ひしひしと伝わってくる。
『じゃ、明日からの授業みんな気合い入れてやれよー』
先生の一言でこの日が終了した。
でも、待っていたのは放課後の冷やかな目だった。
それは...
居てはならない人が
学校にやって来ていたから。
「道隆さん...」