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嘘やろ!?
第2章 イケメン君



ふわりと宙に浮いている私の足はブラブラとして履いてたパンプスが階段を転がり落ちる。


「あはは、朱音ー。先に帰るねぇ…。朱音は酔いが冷めたら帰りなよー。」


同じ酔っ払い千里が私に手を振って消え去った。


「酔ってなんかいないわ!」

「酔ってるよ。」


私の頭の後ろから呆れたような低い声がする。

何よ!偉そうに…。

声の方に振り返る。

見上げた先には、さっきの銀行マン風のイケメン君が居った。

何故かその人にひょいとお姫様抱っこで抱き上げられた。


「何してんのよ!」

「酔いが冷めるまでは俺の部屋に連れて行く。」


そう言ったイケメン君が階段とは反対側にあるお店の裏口の扉を開ける。

マンションみたいな通路があり住居用扉がいくつか連なってる。

その扉の1つをイケメン君が鍵を差し込んで開く。

部屋の中へと連れられた私はドサリとイケメン君に荷物のように下ろされた。

部屋はよくあるワンルーム…。

下ろされた場所は青いシーツのシングルベッド…。


「ほら、水…。」


イケメン君がミネラルウォーターのペットボトルを小さな冷蔵庫から出して渡して来る。


「そんなん、要らんわ。」


酔ってる私はみっともない駄々っ子。

多分、タチの悪い女…。


「欲しいのは男か?」


イケメン君がニヤニヤと笑う。


「うるさいわね!」


そう叫んだ口をイケメン君に塞がれた。

口の中へは無理矢理にミネラルウォーターが流し込まれて来る。

なんやねん!?

初めてキスをされた女みたいに目を見開くしか出来ない。

唇を引っ張るように喰まれて貪られる。

チュッ…と音を立てて吸われたかと思うとチロチロと舌先で唇を舐められる。

そしてグイッと更に身体を引き寄せられると強引に広げられた口の中へ彼の舌が入って来て私の舌に絡み付きながら吸い上げられる。


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