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嘘やろ!?
第16章 信頼
手早く透が扉の鍵を掛けて私に身体を押し付ける。
真っ直ぐに私を見る。
透が欲しいと言うた時間…。
まだ透を取り戻せるとか都合のええ事を思う。
額が私の額に当たる。
「明後日…、来いよ。」
透の言葉に固まった。
「明日じゃあかん?明後日だけはちょっと…。」
「学園長とデートがあるからか?」
透の目が冷たい目に変わってく。
「デートじゃなくて…、とおっ…むぐっ!」
片手で口を塞がれた。
もう片手がスカートを捲りパンティごと一気にパンストを引き降ろす。
「んぐーっ!?」
止めて…、話を聞いてや。
透が自分のズボンを下げてあっという間にゴムを付ける。
いきなりの挿入感と圧迫感を感じる。
「ッン!?ンンーッ!」
叫べない。
強引に突き上げられる。
身体の中を透が引き裂くように掻き回す。
愛撫も何もない。
涙が流れ出す。
恐怖だけのセックス…。
「前に言うたよな?しょうもない事をするなら学校でも朱音を抱くって…。」
冷たい目で私を見下ろして冷たい声でそう言う。
これは愛がない…。
これは透のレイプ…。
教師としての私のプライドをズタズタにする為だけのレイプ…。
痛みと圧迫感しか感じないセックス。
それなのに透の腕を掴んでた。
透が欲しいと胸が痛くなり、股間が熱くなる。
涙は流れ続け、それでも透が好きだからと、この屈辱のレイプに耐え続ける。
身体がビクビクと震えた。
「学園長と付き合ってて俺にも感じるの?エロい身体やな…。」
死にたいと思うくらい苦しかった。
透の手が口から離れた。
ゆっくりと透がキスをしてくれる。
透の首に手を回して透だけが欲しいと身体が反応をしてまう。