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嘘やろ!?
第18章 受験日
透が押し挿って来る。
手がまた腰から回されてクリトリスを弄り出す。
「あかんっ!両方は…。」
「ええんやろ?ごっつい締め付けて来んぞ。」
きゅんきゅんに透を締め付ける分、感じ過ぎる。
「立…たれ…へん。」
足がつま先立ち震えてまう。
透はお構い無しに腰をピストンさせて来る。
キッチンにしがみつくと乳首が冷たいステンレスで擦られる。
「イヤッ…アーッ…、イヤァン…イクゥ…。」
オーガニズムに達しても透は動き続ける。
「なぁ…、桜が咲くまでに一緒に暮らそうや。」
耳元でそんな囁きが聞こえる。
「透ぅ…?あんっ…。」
「引っ越す…、だから…、朱音もや。」
嫌とは言わせないやり方。
何度もイカされる中での約束…。
「イキそうや…。」
呻く透…。
「いっぱい来て…。」
甘える声が出る。
「ううっ…。」
私にしがみつくように透が果てた。
「なぁ、ほんまにええの?」
「ん?」
「引っ越し…。」
「その方がええやろ?」
私から離れようとしない透が私を抱えたままご飯を食べる。
やばい…。
マジの同棲や…。
嬉しくて透に抱きついた。
「飯…、食われへんやんけ…。」
照れたように笑う透が好き。
まだまだ透との関係は難しい部分がある。
それでも少しでもそばに居れる時間を作ろうと言うてくれる透が大好きやった。
ご飯の後はお風呂…。
そして私が帰る時間…。
「送ったる。」
透が車の鍵を握る。
今しばらくは我慢…。
「湯冷めすんなよ。」
透が私の肩を抱いて部屋を出る。
そして足が竦んだ…。
佳奈子…。
まだ居る!?
嘘やろ!?
ストーカーの恐怖がある透と暮らすという意味を思い知らされた。