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嘘やろ!?
第19章 すってんてん
透が手を繋ぐ。
「こっから淀川の花火が見えるって聞いた。」
そんな透の言葉に目を見開く。
たったそれだけでここを買うって決めたんか?
胸が高鳴った。
毎年、夏に行われる淀川の花火…。
去年の夏に行きたくて行けなかった花火…。
透と2人では出掛ける事が出来へんかったから、来年は絶対にバーベキューをしながら見ようと約束をした花火の為に透はここを選んだ。
「テラスでバーベキューが出来るんか?」
ウッドデッキになってる広いテラスを透は眺めてる。
「出来るって不動産の奴が言うてた。」
透がニヤニヤと笑う。
未来が見える透には、この夏に2人で見る花火がみえてんのやろうか?
「風呂は湯船が使えるようになった。」
私の身体を引き寄せて耳元で囁く。
「でも…、シーツもないベッドで寝るんやろ?」
「来月には買うたる。」
「明日、すぐに買いに行こや。そのくらいは私が出したるから…。」
透が眉を寄せる。
女に払わせるのを嫌う。
「2人の部屋なんやろ?」
「そうや。」
そういう形で透を納得させるしかない。
「風呂、入ろ。」
透を誘うようにしてお風呂に連れてく。
バスマットはちゃんとある。
今は何も無い部屋やけど後は私が欲しいと言えばええだけ…。
透と髪を洗い、身体を洗い合う。
「足、広げろ…。」
湯船のヘリに座らされて足を大きく開かせる。
指先でくぱっと開かれる大陰唇…。
そして口付けされる小陰唇…。
全てを見られてる恥ずかしさに熱いものが膣口から流れ出す。
陰核包皮を指で上に引っ張られる。
「ヒクついとる。」
ニヤリとされると泣きそうになる。
「言わんといて…。」
顔が熱いから、きっと真っ赤で透に期待をしたはしたない顔をしてるはず…。