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嘘やろ!?
第20章 モフモフ



学園長の目付きが変わる。


「暴力?誰か怪我をされましたか?救急車が来ましたか?うちの学園の教員の先生方はそのような状況にならないようにと常に冷静に対応をしております。」


学園長からは完全に笑顔が消える。


「今、学園として皆様にお願いしたい事はこれ以上は騒がずに冷静になって学園の教員達を信じて頂きたいという事だけです。我々はこの後も今日の問題の究明を行い、今後2度と起きる事がないように対処をする体制に入りたいのです。それを皆様方保護者の方々にはご協力を頂けないと仰られるのですか?」


逆に学園長がお父さんに詰め寄った。


「いや、そういう訳では…。」


お父さんはタジタジ…。

その程度だと思う。

子供達の教育にもっと熱心な保護者なら、子供達はこの学園には来てないはずだ。

今は学園の揚げ足を取って自分の子供はちゃんとしたいのにこの学園が悪いから出来ないのだと思い込みたい保護者達ばかり…。


「どうか、今後とも子供達の為にご協力をよろしくお願い致します。」


学園長が頭を下げた。

あかん…。

教師として学園長はほんまに尊敬する。

カッコいいーっ!

仏さんが動くと世界中が平和になる。


「では、楠木先生…。後をお願いします。職員会議を行いたいのに楠木先生が来られないから迷惑になってるんです。」


仏は鬼になり私を叱る。


「申し訳ございませんでした。」


学園長に頭を下げて保護者説明会を手早く終わらせる。

廊下で私を待ってた学園長に話を聞きながら職員室へと早足で向かう。


「篠原君は?」

「まだ進路指導室です。」


職員室に入るなり中野先生の嫌味が飛ぶ。


「入学式で騒ぎを起こすような子が居るとの報告は生徒指導の方には上がってませんが?楠木先生は生徒達の個人情報の確認はされたんですか?」


中野先生は今年は2年生の受け持ち。

その代わり生徒指導の責任者になってる。


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