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嘘やろ!?
第22章 最先端研究室
それでも透が心配になる。
いつだって無茶をする。
遼さんの店で働いてた時もそうやった。
クタクタになるまで身体を酷使した後はひたすら寝るだけの子…。
ご飯すらええ加減な食べ方になり、私が作り置きしたものを少しだけ摘んだらお風呂に入りすぐにベッドに直行する。
「疲れてるやろ?」
明日に出掛けようと言う透に気を使う。
「朱音を抱く元気くらいはある。」
ニヤニヤとしてキスをする。
パジャマのボタンが外された。
「透…。」
無茶だけはせんといて…。
あまり心配をし過ぎると透が嫌がるから言えない。
私が子供扱いをすると感じるのを嫌う。
ゆっくりと身体が起こされた。
ベッドの上に膝立ちの姿勢で立たされる。
パジャマの前は肌蹴たままパジャマのズボンがパンティごと太股の真ん中まで中途半端に下ろされる。
全裸より恥ずかしいんやけど…。
身体を隠すように透にしがみつきたかった。
なのに透が私の肩を押さえるように持って股間に指を差し挿れて来る。
「んくっ…、ああっ…。」
立ったまま身体がくねり悶えてまう。
肌蹴たパジャマから乳房が突き出て、その乳房に透が口付けをしてくれる。
「エロ…。」
「アーッ…アァンッアーッ…。」
派手な水音がする。
溢れた愛液が容赦なく太股へ流れ出る。
透の手もビショビショ…。
「っんあ…んああっ!イクーッ!」
少しだけお尻が落ちてシーツを握りしめた。
腰が抜けそうなくらいに震える。
「欲しいか?」
透が指に挟んだゴムをチラつかせる。
欲しいよ…。
そやけど…。
「なぁ…、透…、ピル飲んだろか?ゴムは面倒やろ?」
別に他意はなかった。
ただ透が疲れてるなら面倒かな?と軽く思った程度…。