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白濁の泉
第3章 米沢の流儀と記憶
私は朝から潤が新築購入した家の引っ越しを友人数名と手伝いをしていた。運搬は全て引っ越しセンターが行ってくれるが、面倒な梱包解きや家財の収納、家具の配置変更など、力仕事を引き受けほぼ終えたところだった。
他の友人達は大方かたずくと帰って行ったが、私は翌日も休みだったので潤と千春、二人の厚意に甘えその夜は泊めて貰う事になっていた。
夕刻を過ぎ、千春はまだ二階にある夫婦の寝室のかたずけをしていて、潤は運んで来たばかりの冷蔵庫が空になっていたので冷えたビールや酒を買いに行き、注文していた寿司を引き取りに出掛けて行った。
私は回りを見渡しながら、まだ開封されていないダンボールはないか確かめていた。
そして浴室の脱衣場の前に1つのダンボールを見つけ、止めてあるガムテープを剥がして中を確めた。
中には、おそらく昨夜着たのであろう潤と千春のパジャマとバスタオル。シャツや靴下などの洗濯物が詰められていた。
自分の胸の鼓動の早まりを感じながら、衝動を堪えきれずに目的を持って1つの物だけを探しはじめていた。
程なく、箱の一番底から洗濯ネットに詰められた黒いストッキングとガーター、紺色のレースと同色のサテン地で組合せられたパンツとブラを見つけた。
ネットのファスナーを開け、1つ1つを手にして丹念に千春の香りを嗅いだ。ひとしきり千春の香りを楽しんだ頃、私のチンコはジーンズを突き破るほどに勃起していた。
理性を失い回りが見えなくなってしまった私は、汁で溢れかえっている仮性包茎のチンコの皮を剥き、千春のパンツのオマンコが当たっていたゾーンに覆い被せゆっくりとシゴきはじめた。
身体中に電流が流れ脳が痺れていく感覚。
既に千春のパンツには私のチンコから溢れ出た汁が滲んでいる。
完全に千春の下着の香りに陶酔していた私は、背後にいた人の存在に全く気づいていなかった。
正確に言えばあれが千春なのか誰だったのか。
今でもよく分からないのだ……。