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白濁の泉
第5章 『N』

再びモーターの響きと共に、シリコンに包まれたバイブが四つん這いの私のアソコの襞を掻き分け蠢いている。

そんな淫らな私の姿に釘付けになっている二人の男性の視線が気になった。

私はフェラチオをしながら微かに振り返り潤と米沢に交互に視線を合わせ微笑を浮かべた。

「スッゴク気持ちいい・・」と
声を出さずに唇の動きだけで伝え二人を挑発した。

催眠術にでもかかった様に陶酔した眼差しと
獣が獲物を監視する様な尖った眼差しが
私の子宮を一層疼かせていった。

その間にも男優さんの操るバイブはアソコを這いずりながら襞や粘膜やクリトリスを乱暴に掻き回し続け、その荒々しさが背徳の快感をもたらすと
羞恥心と理性が削ぎ落とされて行く様だった。

上半身の唇はフェラチオに感じ
下半身の唇はバイブに感じている。

私はもて余していた左手で
自らの胸を揉みながら乳首をつねり快感を増大させようとしていた。

自分の中に秘められている淫らさやセックスへの貪欲さを思い知らせされた気持ちだった。
どう言い訳をしても否定する事は出来ない。

巣穴を探すかの様に這いずり回っていたバイブは
膣口に狙いを定め突き立つと小さな円を描きながら私の膣に掘削を始めた。

人のぺニスでは有り得ない動きが内壁を刺激し内臓まで抉られている様な感覚に襲われた。
深く埋没するにつれその刺激は子宮一点に向かい
気が振れてしまいそうな大きな快感へと変わっていった。

大の字に座り込む男優さんはバイブの刺激でフェラチオに集中する事が出来なくなった私の頭を抱え込むと下から突き上げる様に腰を使い、
喉元深くまでぺニスを差し込み小刻みにヒクつかせている。
息をしようとする喉の動きが気持ちいいのだろうか。

肉製の天然の杭
シリコン製の人工の杭
私は今二人の男性に二本の杭で繋がれている。

双方の杭の結合部から滴る温かな潤滑液が淫らな香りを放ち脳幹を痺れさせ麻痺させていった。
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