• テキストサイズ
きっかけは映画館
第15章 これはデートですか?


「じゃあそうする。」

って、両方頼んでシェアして、美味しいって喜んだけど、何か変なんだ。

だから、近くの海に連れていって、本当はもっと景色のいい所でと思ったけど、あまり綺麗じゃないテトラポットに腰掛けた。

「麻里絵ちゃん、疲れちゃったかな?急だったし、初めてのバイクで…」

「違う…」

麻里絵ちゃんは行程外でここに来たと勘づいてて、殻を作ってる。

「帰る?」

「そうじゃない。」

「どうしたか言ってくれなきゃ、わからないよ。」

「ソーシャルアドバイザーでも?」

「ははっ…さっきからそれ…」

「ヒジオは私といて楽しい?」

「楽しいっつうか、嬉しい。麻里絵ちゃんの色んな面が見られて。」

「疲れない?」

「疲れてないよ?麻里絵ちゃんは疲れた?」

「ううん…ヒジオはここに誰と来たの?」

「誰とも来たことないよ。
彼女と別れてからだよ。
あんなに週末出来る限り帰ってたのに、ポッカリ空いちゃってさ。
だから、愛知の手前のここまで走って帰る。
そうしている内に行列出来てる店とか見つけて…」

「何か、映画じゃないけどね。元カノと行ったのかな?とか、
私も酷いことしてるけど、それをヒジオはどう思うかな?とか…」


/497ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ