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きっかけは映画館
第15章 これはデートですか?


「麻里絵ちゃん…それ言ったら、初恋同士しか幸せになれないってことじゃない?」

「そうなのかな…」

「あの映画がきっかけだから、気にしちゃうのはわかるけど…
比べてもいいんじゃない?
それに麻里絵ちゃんの今の不機嫌は…嫉妬だよ。
俺は嬉しいけどね。

初めてでも、誰かと行ってても、いいんじゃない?
でもそれが嫌なら、元カノと行った所には行かない。
まあこの辺はないけどね。

スウェットは…ちょっとキツかったけど、気にしなかったって言ったら嘘になるけど、あれを着てれば麻里絵ちゃんと居られるから着たんだよ。」

…………



返事がないから、見ないようにしてた麻里絵ちゃんを覗いたら、泣いてた。

一昨日の涙は俺の為じゃないとわかってたから、冷静でいられたけど…動揺した。

思わず肩を抱き寄せて、体を捩って抱き締めてしまった。

麻里絵ちゃんも拒まずにしがみついてくる。

焦るし、止めらんなくなりそうだったけど、堪えた。

「麻里絵ちゃん、疲れてるんだよ。決断迫られて、別れて、仕事も忙しくて、」

「痴漢…にも、合って…ストーキングされてる…」

ぐずぐずと泣きながらも手厳しい麻里絵ちゃん…

俺も泣きたい…



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