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きっかけは映画館
第17章 帰り道 part2


「麻里絵ちゃん、少しお話しよう。眠くなったら寝ればいいから…」

「う…ん…」

自分からついてきた手前、ヒジオのペースに合わせる。

「何で、初日に大ジョッキ頼んだの?
ビール嫌いなのに…」

「大酒飲みとひいてくれればいいなって…」

「うん、そうだろうね。でも、これからは、我慢したり意地を張らないでね。
楽しく過ごしたいから。」

「う…ん…、ヒジオは、優希ちゃんと飲むって、いつ決めたの?」

「月曜日、優希ちゃんから会社にメールが来て、
会って話した方がいいから、って、麻里絵ちゃんと会いたいのもあったからね。」

「う…ん…」

「麻里絵ちゃん、いつも終電近くまで残業してるんだって?」

「うん…企画早く立ち上げなきゃだから…」

「俺もさ、毎日そんなだから、明日から連絡ちょうだい?一緒に帰ろう?
早ければご飯一緒に食べたりさ、遅いなら心配だし…
都合が悪いとか、嫌なら、今日はパスって連絡くれればいいし…」

「うん…そうする。」

一人が寂しくって迷惑かけるくらいなら、ヒジオの申し出を受ければいい。
素直にそう思った。


「晃くんを誘ったのは?」

「俺、飲み会に男がいたら、彼氏が嫌がらないかって…

そしたら、麻里絵ちゃんにも紹介したいからって…

まさか、結婚報告に立ち会うことになるとは思わなかったなぁ〜。」

「ヒジオも、知らなかったの?」

「ああ、だから晃君、牽制してきたじゃん。」

「そ、そうだね。」

「あのさ、隣に座っていい?」

ヒジオは、私をソファーに座らせて、自分はスツールに座ってた。

「う…ん…」


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