• テキストサイズ
きっかけは映画館
第27章 おうちで映画


「ところで、今、何か言いたいことある?」

「そうね、家にスーツを取りに行くの、忘れてない?」

「そうだった。ん〜スカートじゃバイク跨げないからちょっと待ってて?」

ヒジオに手を引かれて寝室に行く。クローゼットを開けて服をひっくり返してる。

「これでどうだろ…」

ウェストゴムの短パンに長ティーを借りて、さらにこの前のジージャンを羽織る。

「近いから大丈夫かな。」

と手を繋いでバイク置き場へ…

自転車の駐輪場よりしっかりしたバイク置き場。更にシートを掛けていて、凄く大事にしているのがわかった。

「バイク…凄く大事にしてるんだね。」

「ああ、気をつけないとすぐ傷むからね。」

カバーを外しシートやハンドルをタオルで拭い、その手つきはまるで女性を撫でているようだった。

「ん?麻里絵ちゃん、どうした?」

「ヒジオのバイクは愛されてるなぁって…」

「………それって…バイクに妬きもち?」

「んぇ…えっ?」

ヒジオがニヤリと笑い抱き締めてくる。

「バイクに妬きもち妬くなんて、麻里絵ちゃん可愛いっ…」

ギュウギュウと抱き締められて、キスされる。

「ヒジオ…ここ、外…」

ん…チュッ…チュッ…

「だめっ、麻里絵ちゃんが悪い。」


しばらくバイク置き場にリップ音が響いた。


/497ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ