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第35章 決戦？

「ふふ、間宮さん、片桐さん、貴女方面白いコンビね。高田部長がペアを組ませる意図がわかるわ。」

「立花課長、○○デパートの高田企画部長をご存知なのですか。」

ヒジオが口を挟む。

「ええ、まあ、あの人と私同い年なのよ。」

「え〜、見えない、だってうちの部長、四十…」

私は慌てて優希ちゃんの足を小突く。

「あの人、甘いもの好きでね。貴女方のように初めて催事場企画を任されて、『とにかく、僕は、デパートを甘いもので埋めつくしたい。』とか、訳わからないこと言い出して、ずっと自分の希望を語ってたわ。」

「美女と野獣とスイーツ…接点なさすぎ、
いや、白雪姫と小人？
あり得ない…あり得ない…」

「ちょっと、優希ちゃん。」