• テキストサイズ
きっかけは映画館
第38章 きっかけは映画館


裕司とは仕事が忙しい…と話すくらいで、お互いの仕事の内容までは話さなかった。
だから、話題もなくなり、忙しくなれば会わずに、週末も互いの平日に出来ない用事をこなすだけ。

ヒジオとは仕事の関わりがあるからもそうだけど、いつも一緒にいたいと言ってくれる。
頼っていいと言ってくれる。
そんなヒジオとの生活を断る理由などないのだ。



「麻里絵ちゃん、愛してる。疲れてるとは思うけど、麻里絵ちゃんを抱きたい。」

いつものようにお風呂に一緒に入ると部屋着もパジャマもなくヒジオに抱き締められて言われる。

「麻里絵ちゃんから誘ってくれるの待ってたら、馬鹿息子暴発しちゃうから…」

「う…ん…」


そう言ってヒジオは腰を押し付けてくる。
馬鹿息子とやらは、もう硬く芯を持っていて私の下腹部に存在感を主張していた。

別に嫌な訳もなく、疲れてるからと思っているわけでもない。

単に恥ずかしいしどうやって持ち掛けたらいいのかわからないだけだ。

「ごめんね、我慢させてて…」

「いや、我慢しないから大丈夫。」

触れ合う肌の感触と温もりを確かめていると、耳元で囁かれてチュッとキスされ、耳殻をかじられる。

見上げればもう雄になったヒジオの瞳に仕留められ、抱え上げられて寝室に運ばれた。


/497ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ