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第38章 きっかけは映画館

ヒジオ…

麻里絵ちゃんはキスの合間に吐息のように俺の名を、
…いや俺の名ではないけど…
漏らし、頭や胸を撫でてくる。

そして、唇から離れて、顎、喉仏、鎖骨、胸へと唇が降りていく。

ぞわぞわと粟立つ快感を全身が受け止めてみなぎる力に変えて、一点に送り充填させていく。

ﾋﾞｸﾝ…ﾋﾞｸﾝ…とはぜて麻里絵ちゃんを押し上げると麻里絵ちゃんはわかってて下腹部を押し付けてきた。

あ〜、堪んねぇ〜

愚息と共に喜んでヨダレを垂らすと、ｶﾘｯ…ｶﾘｯ…
麻里絵ちゃんが俺の乳首に歯を立てて、くるくると舌先でなぞってきた。


うわっ…なんだろ、これ…

愚息にされるのと誤認するのか、

うっ…

変な声が出て、ﾋﾞｸﾋﾞｸﾝ…
と愚息が暴れる。

「ヒジオ…気持ちいい？」

う…うん…

麻里絵ちゃんの眼が猫の瞳のようにキラッと光って、狙いを定めたように、そこを攻める。

もう愚息ははしたなくヨダレを垂れ流して喜んでいた。

麻里絵ちゃんは俺の顔を覗いたり、硬くなった粒を眺めたりするが、それに伴って押し付けられたおっぱいが、浮いてポワンと揺れたり、ﾌﾟﾆｯとした感触が下腹に来たりと、感触だけでなく視覚にもクル。

じっと受身でいるのがもどかしくて堪らない分、お尻をムニムニと揉み込んでいく。