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きっかけは映画館
第40章 日の出


「はぁあ、麻里絵、立花課長に何を話したんだよ。」

「どういう関係って突き詰められて、『お付き合いしてます。』ってだけよ。後で弄り甲斐があるとか言ってたけど。」

「社内ですれ違う度に『どこで知り合ったのか。』とか、『可愛いわね。』、『仕事には影響させるなって。』そんなことばかり…」

「元はといえば、ヒサオがうちの仕事ばかり優先させてバレバレだって…」

「かあぁ…あの人にかかったら仕方ないよなぁ。
それより、明日、明後日は予定通り休めそう?」

「うん、内装業者の立ち会いは泊まり込みになるから、部長と男性陣でしてくれるって…」

「じゃあ、明日というより、暗いうちに出発するよ。」

「ヒサオ、休みなしで大丈夫?」

「ああ、休みに行くんだから大丈夫だよ。」



週明けの月曜日からいよいよオータムフェアのオープン。
××物産との契約も終えて、出来る限りのことを尽くしたと思う。

ヒサオは、二週連続休みなしにも関わらずやはりバイクで伊豆旅行に行こうと言う。

いつそんな時間があったのか、行ったことのない西伊豆の宿を予約してあるというのだ。

仕事は泊まり込みの男性グループの準備の為、皆で定時に上がり、ヒサオより先に帰宅して夕飯を用意する。

そして帰宅したばかりのヒサオが立花女史からのからかいの話を愚痴ってきた。
でも、どちらかと言うと嬉しそうに…




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