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50センチの距離
第24章 ローストビーフ丼
ヤッちまった…
フランカのメッセージを見たときに、野田さんには見せられないと思ってわざわざカウンターの奥に仕舞ったのに…
すっかり忘れて見せてしまった…

昼の営業を終え、店を閉めた後、俺は両手で顔を覆ってカウンターの中でしゃがみこんだ。
どうしよう…いや、もうどうにもならない…
うだうだ悩んだけど、別に俺が野田さんを勝手に恋人と偽って紹介したわけじゃない。フランカの希望的感想だ。俺に疾しいトコロはない…ハズだ…うん、冷静になろう。平常心、平常心。
パン、と両手で顔を叩き、気合いを入れて、立ち上がる。
…気合を入れたところで今は休憩時間な訳で、特にすることもないんだが…

はぁ、とひとつ息を吐き、日課のスポーツジムへ向かう。
ジムの会員になってはいるが、別に鍛えてるわけじゃない。
目的は風呂に入るためだ。
今俺が住んでる部屋は、店の二階、元々喫茶店の事務所兼パントリーとして設けられたスペースで。トイレと洗濯機置き場意外の水周りが何もなかった。
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