この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
50センチの距離
第4章 カシスオレンジ
「彰♪ 来ちゃった♪ 」

親しげに呼びかけ、当然のように高塚さんの目の前に座る女性を見て、自然に、あぁ、彼女だ、と思った。

高塚さんは少し驚いたように目を開いたけど、何も言わず、いらっしゃいませ、と応対する。

さすがオトナ。
彼女が来たからって、照れたり慌てたりもしないんだ。

長い髪は真っ黒でサラサラのストレート。かきあげると、大振りなゴールドのピアスが覗く。
その手首にも指にも、ゴージャスなアクセサリーが嵌っていて。
シックなアートを施したボルドーの爪。
初夏には不釣り合いにも思える濃いめの色合いが、不思議なほどスタイルにマッチしてる。

背中が大きく開いたセクシーなカットソーを着ていて。
そんな服を着ていても、ブラがチラ見えしたりしない。
それは、それ用の下着も持ってるくらい、そういう洋服を着慣れてる、ってことだ。

オトナのオンナ、っていう項目で辞書に載ってるんじゃないかってくらい、オトナの雰囲気。
高塚さんのタイプって、こんなヒトなんだな…


/507ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ