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50センチの距離
第31章 お餅ピザ ーハプニングー
何してるんだろ、私…
さしたる予定もないまま、ダラダラと2日間引きこもって過ごし、大晦日の夜、買い置きのカップ蕎麦に卵を落として月見蕎麦にして食べたので、食糧も尽きた。
こんな惨めなお正月、初めて…
何をする気にもなれず。
虚しい気持ちでお布団に入った私は…夢を見た。
夢の中で、私は、高塚さんに抱き締められて。
高塚さんが私の耳元で、あの低い声で、
『千束…好きだ…』と呟く。
私も、高塚さんにしがみつくように抱き付きながら、私も…とうわ言のように繰り返す。
そんな幸せな夢を見て、目覚めた元旦。
私は部屋で1人、枕を抱き締めていて。
ただでさえ虚しかった気分が、更に虚しくなった。
ぶるぶると首を振り、引きこもってるからダメなんだ!外に出よう、外に!
と奮い起ち、熱いシャワーを浴びて、髪もトリートメントをたっぷりつけて、シャワーキャップをしたまま身体を入念に洗った。髪を乾かしながらパックもする。
髪もサラサラツヤツヤ、めちゃくちゃ寝たから肌ツヤも悪くない。
…ただ。
お腹が空いた…
さしたる予定もないまま、ダラダラと2日間引きこもって過ごし、大晦日の夜、買い置きのカップ蕎麦に卵を落として月見蕎麦にして食べたので、食糧も尽きた。
こんな惨めなお正月、初めて…
何をする気にもなれず。
虚しい気持ちでお布団に入った私は…夢を見た。
夢の中で、私は、高塚さんに抱き締められて。
高塚さんが私の耳元で、あの低い声で、
『千束…好きだ…』と呟く。
私も、高塚さんにしがみつくように抱き付きながら、私も…とうわ言のように繰り返す。
そんな幸せな夢を見て、目覚めた元旦。
私は部屋で1人、枕を抱き締めていて。
ただでさえ虚しかった気分が、更に虚しくなった。
ぶるぶると首を振り、引きこもってるからダメなんだ!外に出よう、外に!
と奮い起ち、熱いシャワーを浴びて、髪もトリートメントをたっぷりつけて、シャワーキャップをしたまま身体を入念に洗った。髪を乾かしながらパックもする。
髪もサラサラツヤツヤ、めちゃくちゃ寝たから肌ツヤも悪くない。
…ただ。
お腹が空いた…