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50センチの距離
第30章 雑煮ー元旦の朝 初詣ー
八幡宮はまずまずの人出。
本殿に参拝後、帰り際に、普段はそんなことしないのに、ふと目に入った御神籤を引いてみる。開くとそこには

大吉

の文字があった。

今まで大吉なんか引いたことあったっけ…
そもそも御神籤自体何年振りだって話だし、凶とかも見たことない。いつも小吉とか、ビミョーなヤツだった気がする。
少し嬉しくなって中身を見る。

【待ち人】遠からず来る
【走り人】案ずるな
【縁談】時期尚早
【恋愛】思わぬ出会いあり
【願望】漸く吉運に向いて、思はず早く叶う
【勝負】さわがす構えるがよし
【失物】思わぬところより出る
【商売】改めると利あり
【学問】励めばよし
【雇人】家元を調べて雇え
【家庭】安泰
【出産】障りなし
【病気】癒える
【転居】行く先見当たらず
【方角】何れもよし
【旅立】晴れの日が吉

うーん。イマイチよくわからんけど…思わぬラッキーがある、て感じ?ま、いいか。
前にコウスケが、大吉が出たっつって財布に後生大事に入れてて、くちゃくちゃになってるのを見た里見に、御神籤は神様からのメッセージだから持って帰ってくるなら大事にしとかなきゃなんだよ!と怒られた、て話を何となく思い出して、俺も絶対くちゃくちゃにするわ、とみんなが御神籤を結んでるところに適当に結んだ。
よくわからんけど、何となく嬉しかった。

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