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50センチの距離
第36章 第一部 終章  クロワッサンサンド ーアフォガートを添えてー
「解ってるよ! 毎朝、高塚さんのサンドイッチが食べられるってこと!」

グッと拳を握ってキッパリと答えた私に、高塚さんは頰をぽりぽりと掻きながら

「…や、まぁ、そりゃサンドイッチくらいいくらでも作るけどさぁ…」

「ココからなら会社も近いし、ラッシュの電車に乗らなくてもいい! スバラシイ‼︎」

「…や、ココでは無理でしょ、風呂ないし。」

「え、じゃあ、引っ越し?」

「その方が、いいと思う。ココ別に住むのに便利なとこじゃないし…」

「…でも、高塚さん、朝早くて夜遅いの、大変じゃない?」

「…まぁ、でも、まぁ、それは、何とかなるだろ…」

「…ん〜…」

「…それか、このマンションに空部屋が出たら、借りて、そっちを寝室にするか、だな。それなら風呂もあるし。買い物とか病院は、不便だけど…まぁ、住めなくは、ない…」

「そうだね!それがいいと思う!」

「…じゃ、とりあえず、そんな感じで…」

「それまでも、偶に、泊まりに来ても、いい?」

「いいよ。」

「じゃあ私もお風呂の為にジムの会員になろっかなー。」

「最初はビジターの回数券くらいにしとけば?何回来れるかもわからんし…」

「…それもそうだね…」

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