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50センチの距離
第36章 第一部 終章 クロワッサンサンド ーアフォガートを添えてー
「アフォガートは溺れるって意味。だからアイスにドリンクをかけたらなんでもアフォガートって言うんだけど、エスプレッソくらいが甘すぎなくてちょうどいいだろ。夜ならシャンパンとかリキュールでもいいんだけどね。」
アイスを食べ終え、残りのカフェオレを飲むと、満腹、満足!
座るところがないからベッドに座ったままで。
高塚さんの枕をクッションのように抱く。
枕から高塚さんのにおいがする。タバコのにおいもするけど、嫌じゃない…
「うふふ。」
「…ナニ?」
「…えー。なんか幸せだなぁ、と思って。」
高塚さんは、冷めたコーヒーの残りをぐっと飲み干して。
「…一緒に住む…?」
と呟いた。
「…それって…」
同棲、てヤツですか⁉︎
え、でも、待って?
それって…毎朝、高塚さんの朝ごはん食べられて、偶にランチ食べに来て、夜も一緒に…
え、え、それ、スゴくない⁉︎
「…スゴい名案‼︎」
「え?名…あの、さ。俺の、言ってるイミ解ってる?」
アイスを食べ終え、残りのカフェオレを飲むと、満腹、満足!
座るところがないからベッドに座ったままで。
高塚さんの枕をクッションのように抱く。
枕から高塚さんのにおいがする。タバコのにおいもするけど、嫌じゃない…
「うふふ。」
「…ナニ?」
「…えー。なんか幸せだなぁ、と思って。」
高塚さんは、冷めたコーヒーの残りをぐっと飲み干して。
「…一緒に住む…?」
と呟いた。
「…それって…」
同棲、てヤツですか⁉︎
え、でも、待って?
それって…毎朝、高塚さんの朝ごはん食べられて、偶にランチ食べに来て、夜も一緒に…
え、え、それ、スゴくない⁉︎
「…スゴい名案‼︎」
「え?名…あの、さ。俺の、言ってるイミ解ってる?」