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50センチの距離
第39章 Calamari fritti e formaggi
今すぐ寝たい気持ちを抑えつつ、風呂だけは外せない、と準備してジムに向かう。
いつもよりしっかりと髪と身体を洗って、ゆっくり浸かる。
そのまま寝てしまいそうなくらい気持ちよかった…
風呂を済ませてやっとぐっすり眠れる…明日は休みだ何もない〜と鼻唄混じりで帰ると、店の前にチカがいた…
「お疲れ様。」
「おぉ…来て、くれたの…」
「ホントは独りでゆっくりしたいかなーと思ってたんだけど…やっぱ5日も連絡もしないの、寂しくて来ちゃった…ごめんなさい…」
申し訳なさそうに俯くチカの頭を抱き寄せる。こんな顔させたいわけじゃない…
「チカ、晩飯は?」
「…済ませてきた…」
「そか。じゃ、中入ろうか…」
勝手口から何に入り、施錠して部屋に上がる。
ベッドに2人で腰掛けた。
きゅ、と抱き合って息を吸い込むと、甘いシャンプーの香り。
泥のように疲れてたはずなのに、やっぱりチカの匂いを嗅ぐと興奮する。
「放ったらかしてゴメンな…寂しい思いさせて…」
「…寂しかった…」
ぽろりと漏らす本音の呟きに、キュッと心臓が締め付けられて…それを振り払うようにチカを求め、深いキスをした。
いつもよりしっかりと髪と身体を洗って、ゆっくり浸かる。
そのまま寝てしまいそうなくらい気持ちよかった…
風呂を済ませてやっとぐっすり眠れる…明日は休みだ何もない〜と鼻唄混じりで帰ると、店の前にチカがいた…
「お疲れ様。」
「おぉ…来て、くれたの…」
「ホントは独りでゆっくりしたいかなーと思ってたんだけど…やっぱ5日も連絡もしないの、寂しくて来ちゃった…ごめんなさい…」
申し訳なさそうに俯くチカの頭を抱き寄せる。こんな顔させたいわけじゃない…
「チカ、晩飯は?」
「…済ませてきた…」
「そか。じゃ、中入ろうか…」
勝手口から何に入り、施錠して部屋に上がる。
ベッドに2人で腰掛けた。
きゅ、と抱き合って息を吸い込むと、甘いシャンプーの香り。
泥のように疲れてたはずなのに、やっぱりチカの匂いを嗅ぐと興奮する。
「放ったらかしてゴメンな…寂しい思いさせて…」
「…寂しかった…」
ぽろりと漏らす本音の呟きに、キュッと心臓が締め付けられて…それを振り払うようにチカを求め、深いキスをした。