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第39章 Calamari fritti e formaggi

まずまずの売れ行きで、お祭りは終了。
いつも立ち仕事なんだけど、やっぱ勝手が違う場所、てのと、テントで直射日光が当たるわけじゃない、っつったところで、普段エアコンの効いた室内でしか過ごしてない身には、外の暑さが堪える…
1日目は勝手が掴めずもたついたり焦ったりしてるうちに時間が過ぎ、2日目以降は勝手は掴んだけど前日の疲れを持ち越したまま働き、5日目ともなると立ってるのもしんどいくらいの疲労具合…またずーっと揚げモンしてる、てのがな…もう服も身体も油の臭いが染み付いて油臭い…
終わるとぐったり疲れた…ただ、やり切った感はあるけど…こんなお祭り社会人になってからあったかな…アルジャーノで貸切結婚パーティーされた時もお祭りな感じだったけど、アレは1日だけだし…なかなかねぇな、こんな経験…
スタッフたちも飯田も明日は休みだそうで、打ち上げを兼ねて他の店から買ってきた肉を食いながらビールを飲み、クタクタになって帰る。