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50センチの距離
第40章 birthday cake
そんな時、里見が提案したのは、ケーキの横にグラシンペーパーに包んだ指輪を仕込んだフォーチュンクッキーを添える、というもの。それなら指輪も汚れないしケーキも食べられる、と感心したら、専門学校時代、特別講師で来たプロのパティシエに聞いた話だ、と言っていて、その人は芦屋で店を持ってるらしいのだけど、息子もパティシエになったから、店に出たり、専門学校の講師をしたり自由な感じの人だったらしい。その人曰く、その方法でプロポーズしたヒトが居る、ということらしかった。それがどんなヒトだったのかとか、成功したのかとか詳しいことは知らないらしいけど、世の中には気障なこと考えつくヒトもいるもんだ、と思った。
でも、そう思ったところで自分ができるかと言われたらそれはまた別の話。

今回も、サプライズで買った指輪を渡す、なんてことは出来なかった。そもそもチカの指のサイズが判らん。サプライズで買ってサイズ合わんとかカッコ悪いし。テキトーに買うモンでもないと思う。
俺は仕事柄指輪は付けないからペアリングも無理。
だから、デートの時に一緒に買いに行こう、ていうつもりだ。
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