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50センチの距離
第45章 インスタントコーヒー
チカは明るいトコですんの苦手、っていうけど…明るいトコで、ピッタリ密着して身体触んの、すげぇ興奮すんだよなぁ…
羞恥に火照る肌も色っぽいし、恥ずかしいって身を捩って逃げようとするのをグッと押さえつけて動きを封じるのも、結局、逃げきれなくて、諦めて陥落するトコも、全てにおいてオトコの征服欲を刺激するポイントしかない。
勿論DVになるほど乱暴にはしないけど。
嫌よ嫌よも好きのうち、て言っても、引き際が重要。好きな相手だからこそ、本当に嫌がることなんかしない。ちょっと怒らせたり、くらいはまぁ…駆け引きのうち、てトコか。
日曜日の昼間、チカの部屋に行くための支度をする。
いつも使ってるワンショルダーのバッグに、財布、タバコとライター、キーケース。携帯もバッグのポケットに。
最後にベッドサイドの物入れからゴムの小箱を取り出す。
中身を確認すると、1個しか入ってなかった。
途中で買うかどうしようか悩んで、ま、1個ありゃいっか、と中身を抜き、空箱をゴミ箱に落として、中身はそのままデニムの尻ポケットに押し込んだ。
羞恥に火照る肌も色っぽいし、恥ずかしいって身を捩って逃げようとするのをグッと押さえつけて動きを封じるのも、結局、逃げきれなくて、諦めて陥落するトコも、全てにおいてオトコの征服欲を刺激するポイントしかない。
勿論DVになるほど乱暴にはしないけど。
嫌よ嫌よも好きのうち、て言っても、引き際が重要。好きな相手だからこそ、本当に嫌がることなんかしない。ちょっと怒らせたり、くらいはまぁ…駆け引きのうち、てトコか。
日曜日の昼間、チカの部屋に行くための支度をする。
いつも使ってるワンショルダーのバッグに、財布、タバコとライター、キーケース。携帯もバッグのポケットに。
最後にベッドサイドの物入れからゴムの小箱を取り出す。
中身を確認すると、1個しか入ってなかった。
途中で買うかどうしようか悩んで、ま、1個ありゃいっか、と中身を抜き、空箱をゴミ箱に落として、中身はそのままデニムの尻ポケットに押し込んだ。