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50センチの距離
第45章 インスタントコーヒー
そこはもうしっとりと潤んで、瑞々しい。
そのぬめりを指で掬って敏感な粒に塗りつけると、またチカの身体が跳ね上がった。
構わず粒を弄りながら、指を入れる。片手は乳首を、同時進行で耳元を舐め上げてそのまま甘噛みした。小さな声で喘ぎながら、チカの身体がビクビク震え、ンッ!と力が籠る。ナカに入れた俺の指も、一瞬喰いちぎられるんじゃないか、ってくらい締まる。そして、弛緩。イッたな…コレで、身体が開く。昇り詰めた後の身体はゆるゆるトロトロで、蕩けそうなくらい気持ちいい。
もう我慢の限界に達して先走りを撒き散らすモノを掴み、ゴムの小袋を噛み破って取り出し、装着た。

そっと入り口に先端を押し当て、ぬるぬると飲み込まれていく。

はぁ…気持ちイイ…奥を突くと、チカがまた仰反る。
最初はゆっくり。

そして徐々にピストンのスピードを上げて、昇り詰めていくーーー


その時。



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