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第13章 ブルスケッター Tasting of the cake ー

プリンとパンナコッタは日替わりで毎日仕入れようと思っていた。夏場にはゼリーなんかもありかな。それと野田さんが提案してくれたアイスクリーム。
ケーキは結局野田さんが絶賛した、ティラミス、フルーツロールケーキ、ガトーショコラ、チーズスフレ、フルーツタルトの5点をチョイス。王道だけど、野田さんの舌と女のコの需要を信じてるし、こんな喫茶店で気取ったケーキがそんなにハケるとも思えない。その辺は俺が食べても無難だと思えるチョイスだった。
月曜から金曜までのローテーションで、土曜は夜だけだから、ケーキなし、でカップデザートのみ。
土曜限定メニューとしてアフォガード(バニラアイスのエスプレッソ掛け)くらいなら出せるかな。エスプレッソにリキュールを入れてもいいかも。

野田さんの彼氏の意見はあんまり参考にはしなかった。
まぁそんな大した意見でもなかったけど。

そうして仕入れるケーキの種類を決め、合間に食べて貰ったブルスケッタも好評で、夜も食べたいというからそれはそれで採用することにした。