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SMを詰め込んだ短編集
第13章 執事の恋心/SM
「聞こえますでしょう?これは全てお嬢様のマン汁です。こんなにぐちょぐちょといやらしい音を立てているのは、このいやらしいまんこですね?」
「蓮っ…ごめんなさいもうやめてぇぇっ…!」
「いいえ。お嬢様がどれほどはしたないか、きちんと自覚して頂かなくては」
「ひああっあっあ!やめっああっ!!」

揉みしだく度にぐちょぐちょとすごい音を鳴らし、腰を揺らして快楽を得ようとするそこにもう一度ぴしゃりと打った。
白い喉を仰け反らせて気持ち良さそうな悲鳴を上げるお嬢様へ、俺のそこがびくびくと反応する。なんと可愛らしいこと。もっともっと自分はいやらしい子だと自覚して頂かなくては。

「こんなものでは足りませんね。乗馬鞭をお持ちしますので、暫しこちらでお待ちを」
「やだぁぁっ…あれ、やなのっ…蓮許してっ!」
「謝罪のことばもお勉強なさったはずでは?」

ひ、と小さく悲鳴を上げ、両目からは滝のようにきれいな涙がボロボロと零れた。

「申し訳ありません、蓮っ…どうぞお許しくださいませっ…」
「…謝罪のことばを促されなければ言えないなどと、淑女としてあるまじき心掛けですね。許せません。お仕置きを追加しましょう」

滑車がカタカタと音を立てるほど震え上がるお嬢様に背中を向けた。笑いを堪えるのに必死だ。
さあもっと、俺に縋って泣いてくれ。

一旦退室し、わざと時間をかけて長い廊下を歩く。くっぱり開かれたお嬢様の可愛らしいそこは、中途半端なスパンキングに焦らされて今必死に腰を振り、なんとか快楽を得ようともがいてらっしゃることだろう。冷たい外気が濡れそぼる可愛らしいクリトリスを冷やす度、泣きながら感じてらっしゃるのだろう。
どうしよう。顔がにやけてたまらない。
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