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SMを詰め込んだ短編集
第13章 執事の恋心/SM
「反省はなさいましたか?」

最後にすっと引き抜くと、一際大きくお嬢様の腰が跳ねた。明日からはもう少し大きめのタオルを準備しよう。ストロークが長めの方が好いらしい。

肩で息をして、喉から絞り出したような声が聞こえるが、反省の言葉は聞き取れない。

「残念です。反省なさってくださると信じておりましたのに」
「ゃ…れ、っけほ…」

喉がカラカラで言葉にならないことは知っている。知っているが、敢えてそこには触れなかった。
びしょ濡れになったタオルを床に投げ捨て、消毒用アルコールのボトルを手に取った。蓋を開けるだけでツンとくる独特の匂いがした。それをピンセットでつまんだ球体コットンにたっぷりと含ませて、お嬢様の目に映るようしっかり目の高さへ持ち上げた。

「消毒を」
「っぁめて…ぁめれ…」

口を開けっ放しにしているせいで、「やめて」という言葉すら満足に発語できないお嬢様の足元へと再び跪いた。
無理な体制はもうそろそろ限界だろう。不自然なほどガタガタと太ももが震えている。
“消毒”が終わったら体制を変えてみよう。

足を大きく開いた体制なので、いやらしくてかてかと輝くそこはくっぱりと開いていたが、そこを更に指で開いた。
親指と人差し指でクリトリスの上部の柔らかな肉をぐっと開くと、外気に晒されて悦ぶ恥ずかしいクリトリスが顔を出す。お嬢様のちいさなクリトリスは、真っ赤になって必死に勃起していた。
その奥では、腹を空かせたこれまた小さな穴がひくひくと痙攣を繰り返し、刺激を待ちわびている。
心臓が踊るほどの光景に、スラックスの中はじくじくと痛むほど勃起している。

「しっかり反省なさってくださいね」
「ぃっ…あ”あ”あ”あ”あ”っっ〜〜!!!!」

球体コットンをちょん、ちょん、とクリトリスに宛てがい、すぐさま息を吹き掛けた。
白い喉を仰け反らせ、声帯が切れんばかりに叫ぶ鈴お嬢様のお姿に、指一本も触れていない俺のそこが終ぞ爆発した。

なんとかわいらしい!このお声!お顔!

下着の中がドロドロと濡れて気持ち悪いが、そんなことよりもこちらを優先せねば。再びちょん、ちょんと球体コットンを宛てがう。例に漏れず息を吹き掛けた。

耳を劈くようなお嬢様のお声に、俺のそこは萎えることを知らず、再びむくむくと起き上がる。

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