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SMを詰め込んだ短編集
第14章 敵と味方 奴隷/SM(風味)
「中までちゃんと薬を塗ってあげる。奥の奥まで…っね!」
「ひあああああっ!!」
足を持ち上げ、鈴のちいさな穴にずっぷりと一気に奥まで捻じ込んだ。
はくはくと口を開いた鈴に覆いかぶさり、クリトリスを蓮のかたい陰毛で擦り上げてやる。ごちゅごちゅといやらしい水音が響き渡り、蓮の先端は鈴の、これ以上入らない場所をごんごんとノックした。
ぎちぎちと締め付けるその強さに蓮のほうも息を詰め、どこを掴んでいいのか分からない鈴の手を取って、それから首に回す様に誘導してやった。
細い鈴の腕は、必死に蓮の首にしがみ付く。それだけでも蓮は十分に幸せだった。
それから甘く可愛らしい声にも腰を痺れさせるのに十分だった。たまらずキスをして、舌を絡める。熱い舌は緊張で硬かったが、それでも気持ちいい。
「あっ!やああっはげしっ!」
「すご、鈴のなかすごいよっ…」
「あああっおう、じ、あっ!そこっ!」
破瓜した箇所にも、乱暴に扱われて傷が出来た場所にも、軟膏が沁みるのだろう。硬い軟膏が滴るくらいに塗ったくり、それをそのまま突っ込んだのだ。膣内自体の感度は鈍いとされているが、しかしぴりぴりした感覚くらいはわかるのだろうなと、蓮は鈴の表情からそう予想した。それに、傷ができて、そこに軟膏をこれでもかと塗り込んだクリトリスを、陰毛で擦ってやっている。軟膏を塗った意味がないと思うほどに、愛液がシーツを汚していた。
そうして流れ込んだお尻の割れ目に指を伸ばす。
精液浣腸をされ、鈴は意識を失った直後、あの群衆と蓮の目の前で大量に噴射したのだった。こんな細い体に、あれだけの精液を詰め込まれていたのかと、蓮はその場にいた全員を牢屋にぶち込んでやりたかった。
お尻もきっと、切れている。そう思って、愛液と先走りと、それから軟膏が混ざり合った液体を指で掬って、丹念に窄まりに塗り込んでやった。案の定、鈴の体が跳ねた。
痛いのかと思って、蓮は腰の動きを少しだけ早めてやった。クリトリスも意識して擦ってやった。だらだらと溢れてくるそれを掬っては、窄まりの皺の間まで丹念に塗り込んでやった。