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SMを詰め込んだ短編集
第6章 日進月歩の調教日記/ペット
真っ赤になって震える勃起クリトリスを平手で打ち、以前“口の利き方”について調教したことを思い出させた。あれはなかなかに楽しい調教だった。クリトリスと乳首をきつい洗濯バサミで挟み、それぞれ糸を通して1本に繋ぐ。ほんの些細でも言葉遣いを間違えれば一気に引っ張り上げて外す。土下座して謝罪させ、頭を踏み付けてそのまま背中に鞭を入れた。それからまた洗濯バサミで3点を挟み、奉仕させることを只管繰り返した。よっぽどきつかったのかそれ以来鈴は俺に対し言葉遣いを間違えることはなくなったはずだったが、ここのところ弛んでる気がする。

「仕事は完璧にこなすのに、俺の言うことは全然聞けないんだね。ムカつく」
「申し訳ございません、ご主人様どうか怒らないで…」
「ペットが口答えするな!」
「あぁぁぁっっ!!」
「数えろよほら!」
「いああっっ」
「鈴!」
「いっ、いっかいっ…あああっっ!」

平手でクリトリスを打つ。鈴がカウントを終えるまで絶対に終わらせない。パシンパシンと手を振りあげ、喘ぐ鈴を無視して叩く。叫ぶからカウントできず、すでに30回は超えているにもかかわらず未だカウントは8回だ。

パシンっ
「早く数えろ」
「ああぁぁぁっきゅうっいあああっ!」
パシン
「まんこが腫れるぞ」
パシンッ
「やらっあああっ!」
パシンッッ
「ああぁっっ」
パシンッッ
パシンッッ
「じゅっ…ひあああっ」


ひくひくと嗚咽混じりの喘ぎと乾いた音。俺の手のひらはすっかり愛液で糸を引いている。濡れてる箇所を叩くと痛みが増すが、さっきまで散々寸止めを喰らい、しかしスパンキングでイけるほど調教が進んでいない鈴は痛みよりも快楽の方が強いだろう。
鈴が14回を数え終わると、俺の手はすっかり痺れてしまった。
タイマーをセットし、メンソールが強い歯磨き粉をたっぷりと濡れそぼるまんこ全体に塗ってやった。

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