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愛おしいキミに極甘な林檎を
第36章 You belong to me

「ふぅ……、んんっ……」
腔内に舌を入れてきて味わうように絡ませられると苦しくて息が漏れる。
ひとりでは満たせなかった熱に蕩けて体の力が抜けていく。
帰ってきてすぐに濃厚に唇を奪うなんて欲張りだ……。
「はぁ……」
唇を離してから目を細めた私は一息つく。
「そんなにエッチな顔をされるともう抱きたくなるけど」
「だっ、ダメです!長い時間、飛行機に乗っていてお疲れでしょうから今日は休んでください。無理をしてはいけません」
「ははっ、分かったよ。風子に心配を掛けたくないから従っておく。……部屋を綺麗にしてくれてありがとう」

