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愛おしいキミに極甘な林檎を
第36章 You belong to me

「その言い方、なんか監視されてるペットみたいですね。リアルタイムでチェックされないといけないような変なことはしてませんよ」
「分かってる。……でもひとりでいる時にエッチな本を読んでいることには驚いたよ」
「むむむ……。やはりバレていましたか……」
「うん。ビデオ通話してる時に見えちゃった」
隠していたエロ本を母親に見られてしまった少年の気持ちはこんなものなんだろうか。
穴があったら入りたいし、顔が熱い。
「俺がいない間、ベッドの上でなにをしていたのかな?」
「うっ……、それは…その…眠っていただけです……」
アルバムを床に置いて後ろに両手をついて視線を逸らす私にソラ先輩は近づいてきて追い込むように聞いてくる。
「本当のことを言わないと今すぐ襲うけど?」

