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第1章 Sの彼氏

「私も触って欲しかったです…、…んっ、……あぁッ」

首筋をなぞるように唇をゆっくり滑らせてきて、甘い声を漏らしてしまう私。

乾いていた体も触れられるたびに、物欲しそうにどんどん疼き出す。

仕事の疲れを忘れてしまうほど肌を合わせるのが気持ちいい。


先週会った時も十分なくらいセックスをしたのに、すぐにこの特別な熱を補給したくなる。


「それなら最初に触って欲しいと思っている所を当ててやるよ」


「んんっ…、あっ、あぁんッ……」

豊満な胸を大きな手で愛撫されて見事に当てられた。

指で突起を転がされて体がビクッと小刻みに震える。