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愛おしいキミに極甘な林檎を
第1章 Sの彼氏

両肩を掴まれて、ベッドにゆっくりと押し倒された私は既に目がうっとりとしていた。
「愛してるよ……」
「私も愛してますっ……、んっ……」
見つめ合ってから顔を近づけて何度も重ねる唇。
柔らかい感触を愉しむようにスローに交わし合い、ちゅっちゅっとリップ音が部屋に響く。
そのキスをしている時に身体中を触られて上昇していく感度。
電車内で男の腕が胸に当たった時は何も感じなかったけど、ソラ先輩の指先が肌に触れると敏感に反応してしまう。
「風子にすごく触れたかった」

