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愛おしいキミに極甘な林檎を
第39章 キミに告げる愛



近々結婚すると言っていたけど、どうやったらプロポーズをしてもらえるんだろう。


今までソラ先輩は結婚することを私の前で何度か言っていたから、もうそれがプロポーズになっているとか……?


結婚を考えているならせめて「結婚しよう」くらいは言って欲しい……。



仕事が忙しいから忘れているのかな……。


無事に同棲を許してもらえてからもソラ先輩は残業続きの毎日。


ブラック企業に務めているんじゃないかと疑ってしまう。


疲れていそうでソラ先輩に深刻な話はしにくい雰囲気が続いた。


そんな中、重たくならない程度に結婚の話が切り出せるように私はあることをやってみようと思った。


先に家に帰ってきてその準備をしてからソラ先輩を出迎える。


「おっ……、おかえりなさい……」


「ただいま……。今日はどうしたの……?」


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