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愛おしいキミに極甘な林檎を
第39章 キミに告げる愛

「あの、最近忙しそうだったので。いつも彼氏のことも心配してくれてありがとうございます」
渡したのは課長からもらったことのある栄養ドリンク。
好意ではなく、ソラ先輩のことも心配してくれているようだったから何かお礼がしたかった。
「後、机の上にあったコピーする書類も印刷しておきました。左上の透明なクリアファイルに入ってます」
「乙羽……、あまり優しくされると余計に忘れられなくなる」
「すっ…、すみません……!そういうつもりじゃないんです。これからも私の彼氏といいと友達でいて欲しいと思っていて……」
「そんなに大変なのか……?あのことが……」
「何のことですか……?やっぱり私の彼氏は何か悩んでいるですよね?」

