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愛おしいキミに極甘な林檎を
第43章 これからもあなたと一緒に……

「ありがとう。郁哉さんが風子と一緒にお見舞いに来た時はびっくりしたよ」
「どうしてもって言うので駅前で待ち合わせして行ったんですよ。でもそれが他の人に見られていて、付き合ってるって勘違いされちゃいましたがね」
まさか陸田さんに見られていたとは思わなかった。
でもやましい事は一切なかったからこうしてソラ先輩に話せる。
「会社でも色々大変だったみたいだね」
「仕事はどうってことないですけど、同僚がイチャイチャしているところに遭遇しちゃいましたからね」
ベッドに座るとソラ先輩が隣にきて私の腰に手を当ててくる。
「もし俺が風子と同じ会社で働いていたら、誰もいない部屋に風子を連れ込んでキスしちゃうかもしれないな」
「キスだけでしたらまだどうってことないですよ?でもエッチまでしていたらかなり驚きますって……」

