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愛おしいキミに極甘な林檎を
第44章 愛の結晶



急いでもう一回ソラ先輩の肌にキスマークを付けるけど、はっきりと見えないからしっかり赤くなっているかは分からない。


そもそも綺麗な肌に傷をつけるのが申し訳なくていつもどこか遠慮してしまう。


五年経っても私がこうして慣れないのは、ソラ先輩が男の艶やかさを放つ体つきをしているせいに違いない。



「今日は特別によくできましたってことにしてあげる。でもその代わりに今日は風子から来て」


「ふええ……!?わっ、分かりました」


でも服を脱がせた後にひとつになってからは、やってきた快感と共に余計な恥じらいが消える。


腰を掴まれて上下に動かされて、私もその通りに振っていく。


快感で体の力が抜けてからはソラ先輩の首に腕を回して口付けを交わし、身も心もひとつになりたいと求めた。



「ソラ先輩……、気持ちいいっ……」


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