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第46章 主従関係

「ありがとう…ございます……。光栄です……」


髪に触れられた時、ソラ先輩の手が耳に掠って制御ができなくなった身体がビクンッと震えた。


「ふっ、感度がいいところも気に入ってるよ」



だらしなく開いている口に指先を当てられた私はそれを咥えて前後に動かした。


どんな快感を与えられても最終的に欲しくなるモノを思い浮かべながら、綺麗な長い指を舌で小さく舐めていく。



「何も命令してないのに、勝手に咥えてきていやらしい。でも俺のお願いはこれじゃないよ」


「では、お願いは…なんでしょうか……？ご主人様のお願いなら…なんでも聞きます……」


快楽で歪んだ顔で笑みを浮かべて狭い視界に映るソラ先輩を見つめた。



「それはコレが終わってから頼むから……」