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愛おしいキミに極甘な林檎を
第7章 甘い夢と濃蜜な快楽

「それならこの八ヶ月で俺の記憶力が欠落していったのか……。本物はずっとエロくていいね」

「いつも真面目そうな顔をしてたのに私の胸を考えたりもしてたんですか?」


「当たり前だよ。……大好きな彼女の身体だからね」

「っ……」

“彼女”と聞いた瞬間、涙がじわっと浮かんでくる。

幸せだった頃の気持ちを思い出して、心が温かくなってくると同時にあの頃に戻れない寂しさを感じた。


「そんな潤んだ目で見ないでよ。今日はなるべく苛めないで普通に愛し合うセックスをしようって思っているんだからさ」

「無意識に苛めてますよ……。私の気持ちいいところをすぐ攻めてくれません」


「へえ、そう言うってことはもういっぱい鳴かせて欲しいんだ?」

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