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愛おしいキミに極甘な林檎を
第47章 白い雪と優しい熱



十二月上旬。この日は朝からとても寒かった。


仕事が終わりの夕方になると外は更に冷え込んで雪が降ってもおかしくないくらいだった。



冷えた手にはぁっと息を吹きかけて擦り合わせながらマンションに入る。

するとラッキーなことにエレベーターのドアが開いて、そこに駆け込んで待たずに乗ることができた。


乗っていた人は隣に住んでいる雪原さんで、扉が閉まらないようにボタンを押していてくれたようだった。



「あっ、こんばんは。待っていてくれてありがとうございます。助かりました」


「どうも……」



挨拶をした後はお互いに無言で乗っていると急にエレベーターが止まり、照明が消えて真っ暗になった。


「えっ……!?停電!?」



すぐに停電灯がついたおかげで暗闇にいることからは免れたけど、こんな場面に出くわしたことがないから不安を感じる。


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